「一生懸命やるから楽しい」は本当の話。
「仕事って楽しくやるものでしょ?」
「好きなことを仕事にすれば、自然とがんばれる」
よく聞くフレーズです。
でも、現場で10年以上営業をやってきた自分の感覚は、ちょっと違います。
“一生懸命やるから、仕事は楽しくなる”
これが、リアルな答えです。
楽しいから頑張る?そんな仕事ばかりじゃない。
正直、営業って地味なことの繰り返しです。
アポ取り、提案書づくり、クレーム対応…。
「楽しいか?」と聞かれたら、そうじゃない瞬間もたくさんあります。
でも、「どうすればこのお客様に喜んでもらえるか?」
そうやって考えて、全力で向き合ったとき、
商談が決まった瞬間、心から「楽しい!」と思えるんです。
私の仕事もやらないといけないことが業務の9割に当たります。その9割を終わらせた後(だいたい就業後)に全力でお客様向け提案業務にあたります。苦しんで苦しんで努力した後ほど採用が決まったりお客様に感謝されたときに、嬉しく感じることができます。
私は受験でも似たことを学びました。勉強嫌いの中、大学受験で浪人をしたとき、模試でA判定だった志望大学の前期試験に落ちてしまい、相当なショックを受けました。
そこで後期試験に向けて死ぬ気で勉強した結果、手ごたえはなかったものの「落ちても後悔はない」と思えました。その時に「人間は死ぬ気で努力した時は後悔なんてしない」と学びました。
結果は、後期試験で滑り込み合格でした(笑)
仕事を好きになるのは「結果」じゃなく「姿勢」から
最初から“楽しい仕事”を探すよりも、
目の前の仕事をどう楽しめるか、どう本気で取り組むか。
この姿勢があるかないかで、
同じ仕事内容でも得られるやりがいがまったく違ってきます。
営業の目的は、モノを売り込むことでなく、お客様の課題解決です。
自分が「売りたい売りたいだけの姿勢」と「お困りごとを解決したい姿勢」どちらを選ぶかで
仕事の楽しさはグッと変わってきます。
営業マンとして伝えたいこと
営業という仕事は、数字のプレッシャーも、人間関係も大変です。
※上司から「もっと利益だせ!売上伸ばせ!」と言われる人がほとんどです・・
「あとに見ていろ」という気持ちでスルーしましょう(笑)
でも、一生懸命やって成果が出たとき、
「ありがとう」「またお願いね」と言われたとき、
心から「あぁ、この仕事でよかった」と思える。
楽しさは、がんばった後にしか見えない景色です。
「仕事つまらない」「営業つまらない」と思っている自分・言っている人は周りにいませんか。
自分やその人たちに心の中で叫んでみてください。「本当に死ぬ気で頑張っているか」と。
どんなことでも一生懸命努力して取り組めば「楽しいこと」は必ずあります。
やってみたら、見える世界は変わります!
まとめ
「仕事が楽しくない」
そう感じている人がいたら、まずは一生懸命やってみることをおすすめしたい。
どんな仕事も、やり方次第で“楽しくなる仕事”に変わる。
行動がないところに幸福はない。神様は見てないようで見てなくもない。
それが、営業を通して学んだ自分の答えです。
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