どうも〜ひでよしです。今日も楽しく、一歩前進していきましょうね!
今回は「営業初心者がお金の交渉をするときに気をつけるべきポイント」についてお話しします。
営業を始めたばかりの頃、こんな気持ちになったことはありませんか?
- 「もっと高く契約できないかな?」
- 「この金額じゃ、やってられないよな…」
- 「安く受けたら、今後も安く見られちゃうんじゃないか?」
確かに、報酬は高いほうが嬉しいですよね。
でも、僕が営業人生で学んだのは、**「最初から報酬にこだわりすぎると、成長のチャンスを逃す」**ということです。
今日は、そんな経験から得た“初級編の交渉術”を、まとめてお伝えします。
【結論】:最初は低単価でも受けて、実績を積むことが最優先
営業を始めたばかりのうちは、**「低単価でもとにかく多くの案件をこなす」**ことが最も大事です。
理由はシンプルで、経験ゼロ・実績ゼロの状態では、あなたの提示する金額に説得力がないからです。
高単価案件ばかり狙って動きが止まってしまうよりも、まずは数をこなして経験を積み、「この人なら安心だ」と思ってもらうほうが、長い目で見て確実にプラスになります。
【理由】:実績と信用がない状態では、報酬交渉が通らない
営業は「あなたに任せたい」と思ってもらう仕事です。
そのためには信頼の証=実績が必要です。
例えば、同じ業務を依頼するときにこんな2人がいたら、あなたならどちらを選びますか?
- Aさん:実績はないけど、やる気と自信はある。「この仕事は10万円でやります」
- Bさん:同じ仕事を5回こなした経験があり、すべて納品まで責任を持って対応。「初回は3万円でも対応できます」
ほとんどの人がBさんを選ぶはずです。
なぜなら、Bさんのほうが「頼んだらちゃんとやってくれそう」という安心感があるから。
つまり、営業初心者がまずやるべきは、「自分の価値を証明できる状態」に持っていくことなんです。
それがないうちは、高単価交渉をしても通る可能性は低いですし、むしろ不信感を持たれることもあります。
【具体例】僕の経験談:1件5,000円からのスタート
僕も営業を始めたころ、採用商品のほとんどが低利益でした。
中には「これ、最終の営業利益ゼロ、どころかマイナスじゃね…」という案件もありました。
それでも僕は、即レス・こまめな報告・提案型の対応を徹底。
すると、「またお願いしたい」と声をかけてもらえるようになりました。
3ヶ月ほど経つと、初めてのお客様から「もっと大きな案件を任せたい」と相談され、1件あたり数十万円規模の仕事につながりました。
あの時「この金額じゃ安すぎる!」と断っていたら、その後のチャンスはなかったと思います。
最初に“実績づくり”を優先したおかげで、信頼を積み上げ、結果として単価アップを実現できました。
【再主張】営業は「信用の貯金」で成り立つ
営業における信用は、一度積み上げればどんどん強固になります。
そして、この信用が報酬アップの最大の武器になります。
信用が貯まると、こんな流れが自然に生まれます。
- 「この人なら安心だから、もっと大きな案件を任せよう」
- 「予算を増やしてでもお願いしたい」
- 「むしろ、あなたが金額を決めてください」
ここまで来ると、わざわざ交渉をしなくても、高単価案件が舞い込んできます。
また、仕事を頼む側の人たちも「この人デキるな」とニオイを嗅ぎ分ける力を持っており、わかるんですよね。
【補足】とはいえ、搾取されないための“最低ライン”は設定しよう
低単価でも受けるといっても、何でも引き受けるのはNGです。
重要なのは、「自分が納得できる最低ライン」を決めておくことです。
例えば、
- 1件あたり最低○○円以上
- 移動時間は最大○時間まで
- 無料作業はここまで
といった基準を持っておくと、「ただ都合よく使われる人」にならずに済みます。
実績づくりと搾取は紙一重。
あくまで将来のために“戦略的に”受けるのがポイントです。
必ず、未来の大きな成功の為に、今は受けているんだ という想いを持ち続けましょう。
【まとめ】営業初心者の交渉戦略は「欲を抑えること」から
営業初心者にとって、お金の交渉術の初級編はこれに尽きます。
- ✅ 最初は低単価でも実績づくりに全振り
- ✅ 実績ゼロの状態で強気の交渉は通らない
- ✅ 誠実な対応で信頼を積み上げれば、単価は後から自然に上がる
- ✅ 搾取を避けるための最低ラインは持っておく
僕も最初は「もっとほしい!」と思っていましたが、その気持ちをグッとこらえてコツコツやった結果、いまは交渉しなくても高単価の案件を任せてもらえるようになりました。
僕はこの価格で収まる男じゃねえ!と自分に言い聞かせてください。笑
営業は長期戦。
最初の数ヶ月で“信用の土台”を作ることが、数年後の報酬に直結します。
焦らず、誠実に、コツコツいきましょう。
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